「ハァ・・・ハァ・・・」
恥ずかしくて
もう、熊野くんに会えません!!
「あの・・・ちょっといいですか?」
「?」
また男の人に話しかけられた
「ここに行きたいんですが・・・」
「あ・・・それならここを右に曲がって階段を下りたら左に行って・・・案内します」
「す、すみません・・・」
「いえ!!」
「・・・」
今度はほうとうに困ってるみたいだった・・・
なんかはなさなきゃだよね・・・
「あ、あの!!」
「はい」
「どちらからいらしたんですか?」
「この学校に妹が通ってるんです」
「そうなんですか・・・」
話見夢中になってたら
階段があるのに気づかなくて
「きゃ!!」