「あのさ!」





「え!?」





「ほら!これ!」





歩は、長いチェーンの付いた美穂の懐中時計を取り出した





「え!これ!付けてくれたの!?」





「まぁな!」




歩は少し自慢気な顔で言った





「早速付けてみよ!」





そう言いながら美穂は懐中時計に手を伸ばした