「解らない、でも、どっちかは本当だと思う」





美穂は少し悲しそうな顔をした





「どっちの話が本当か知らないけど!俺は美穂が好きだから!」





歩がそう言うと、美穂は少し恥ずかしそうな顔をした





それを見て、歩も顔を赤くした





「でも、何で歩くんの家にもうひとつの懐中時計があったのかな?」