クツズレのレビュー一覧
頑張って、努力して。 前を向いて背伸びするのは悪いことじゃないけど。 それを諦めるのも、悪いことじゃないと思う。 疲れたなら休めばいいし。 痛いなら捨てればいい。 時々なら、逃げたっていい。 立ち止まって深呼吸して。 顔を上げてお月様が見えて。 そしてもう一度笑えたら。 今度は自分のペースで、進んでみればいいだけ。 誰かを救おうなんて、そんな大それたことは思わないけど。 せめて何気ない一言を、掛けてあげられるくらいの人間でいたい。 心に「クツズレ」が出来てしまったあなたに。 是非読んでいただきたい作品です。
綺麗な満月の夜、一人佇む美しい女性…。 彼女はハイヒールを履いていた…。 人生を靴になぞらえた比喩がとっても小粋です。少し肩の力を抜いていこうぜ♪ そんな読後感が清々しいお話。 オススメです♪
一体、どういうお話なんだろう? タイトルの意味を知りたくて ページをめくってみたら…… ああ、 なるほど、 そうくるのか。 ニヤリと微笑み、 やられた、と 作者様のうまさに 拍手を送りました。 さらに、 安易に進まず 肩透かしを喰らった気分で 主人公と共に帰宅すれば そこに待っていたものに また、ニヤリ。 いいなあ、 こういうの。 読後、温かい気持ちになれます。 ぜひ。
普段、何気なく過ごす忙しい毎日も、たくさんの偶然が積み重なって今日が成り立っているような。 そんな宇宙的規模の確率ですれ違った誰かになら、何だかとても優しくしてあげたくなるような。 自然に湧いたピュアな優しさは、周りの人々にも幸せな温度を伝染させます。 今夜、まんまるの月を見上げてみてはいかがでしょう。 そしてこのお話を読んでみてください。 オレンジの月光が、疲れた心を柔らかくほぐして、じんわり温めてくれますよ。 (*^^*)
読んだ後に 心が温かくなる ほんわかな ストーリーです★ 今、 頑張りすぎて辛くなってしまっている人は ぜひ読んで下さい♪ きっと 何かが開けます。
いつもの帰り道 月が妖しく光る夜 早くお家に帰らなきゃな… そんな主人公の前に 現れた彼女は―――――― もし、いつもの帰り道 私が主人公の立場になったなら 同じ言葉が かけられたかな? ちょっと前なら無理だった でも『クツズレ』を読んだ 今だから、さりげない優しさを 私も知るコトが出来ました 本当の優しさに触れて また明日から 自分らしく頑張ろう そんな元気をくれる作品です
羨ましいほどのセンスを感じさせる作品です。 胸を張って人にすすめられる上質な作品。 「クツズレ」と言っちゃうあなたに乾杯。
タイトルの由来になったであろうシーン(10ページ目)の主人公の一言には、「なるほど、機転の利いた一言だ」と、感心しました。 私が主人公と同じ立場に遭遇した場合、果たしてそのような機転を利かせることができるのか。そういったことを考えさせられました。 “クツズレ”というタイトルの本当の意味を知りたくなった方は、是非、読んでみてください。 また、夜空に浮かぶ月の描写が詩のように繊細で、読み手側の心に強く響いてきます。 読後、穏やかな気持ちになれます。お勧めです。
もし、机の上に誰かが忘れた読みかけの文庫本があって、それをボクが拾い上げて中身をパラパラ覗いた時、栞が挟んであったページに、この作品を見付けたら、ボクはそれだけで、その本の持ち主のセンスの良さに、きっと嬉しくなるだろう。 優しく静かな珠玉の一品。
自分に合わないものを身に付けたり、背伸びしてみたり… そんな生活は、やっぱり疲れてしまう――。 “クツヅレ”をテーマに描かれたこの作品は、日々、生活をする私たちへの温かいエールのような気がします。 月の描写が美しく、不思議な感覚にも囚われます。 読後は、温かく優しい雰囲気に包まれ、心地よい余韻が広がります。 さぁ、あなたも今すぐ頁を捲って下さい!癒されること、間違いなしですよ!
ココロにクツズレ そんなアナタにカンジテホシイ。 この作品に関しては、ここで私が『語る』より、すぐに読みにいっていただいて 直接『感じて』いただいた方が良ろしいのではないかと。 何を『カンジル』かは、アナタの自由ですが。 『目』でなく『心』で読む作品である事は、確かだと思います←語ってますネ。
てっきりホラーかと思ってました。 そんなシチュエーションの中で、ストーリーは進行します。 女性に何があったか知りません。 踏み外せば、そこで終わってしまう人生もあるのです。 家に帰ると、そこには安らぎがありました。 決して、偶然ではないのですね。 さぁ、私のような勘違いサン。 勘違いしたまま、ご覧あれ。
広い世界。 きっと、あなたに合ったものが見つかるはずです。 自分には合わないものを身に付けたり、背伸びすることは疲れます。 そんな時、『休むこと』を拒まないで欲しいです。 『休むこと』により、きっと、あなたらしさが見付かるはずですから。 そのままの自分でいることが、大切だと思わされました。 主人公の優しさにも癒されました。 また、月の描写も素敵です。 密度の濃い世界を、どうぞお楽しみください。