「・・・じゃぁ、次の日曜な。」

「分かったー。」

「・・・詳しいことはメールで伝えるから。」

「オッケー。」

「・・・じゃあな。」

翔は顔を上げることのないまま昇降口の方へ。

夏樹君も行ってしまったから、私たちも帰ることにした。

「沙織行こー。」

「うんー。」

私と沙織はぽてぽてと歩き始める。