(あ、先生きた。
ラッキーこの調子だともうすぐこっち見てくれる♪)

近くまできた。
でもすぐに向こうを向いて知らんぷり。

(えっ!だ、大丈夫だよね?
まだ気づいてないだけ
何時間か耐えたら助けてくれるはず。)

でも、これが毎時間続いた。
体育の授業の半分近くはキャッチボールだったから
アタシはどんどんボロボロになっていった。