「つぅか、その腕どうした?」


ヤバッ!!
慌てて隠した


「転んじゃって〜、きゃはっ」


一応何も言わないよりはマシだろうと思って、マンガの登場人物が言うようなありきたりな台詞を言っておいた……が、逆効果。


「怪しい… 見せてみ?」


「嫌っ!!」


「何かあったんだろ?
一人で抱えこむなよ…
俺、昔も お前のそういうとこ 嫌いだった。
なんでも 自分だけで解決しようとして…
ほら、行こ?
俺が話聞いてやるから、、
お前は一人じゃないんだぞ? 俺が側にいるから…」




鷹彦の言葉が心に響いて
今までずっと溜めていたものが一気に溢れてだした…