「麗羅~?大丈夫か?」
あっ思えば話の途中だったね。
「ごめんね。考え事してた。」
「んで、学校はいつから?」
「明日からよ♪」
明日って急だな。でもまぁ、いっか~。
「あと、バレないように変装よろしく」
と母さんに渡されたのは
茶色のウィッグと黒のカラコンだった。

実は、私の髪は銀髪に青のメッシュで
目の色はエメラルドなんだよね。

「あと、担任と理事長は麗羅の
知り合いね。」

そう言われ、家族との会話は
幕を閉じた。