『分かったか?』

そう聞いてきたので、分かったけど…と、不機嫌さを隠さずに言うと、

『おー、えらいえらい。じゃあ、答えの場所まで来い。』

また切られた。仕方なく屋上へ向かったら、扉の前に4人集まっていた。

凌は壁に寄りかかって寝ていた。心と賢はなにやら話していた。きっとギャグの出来がどうかとかいう話だろう。笑哉はというと、指に何か嵌めてくるくる回してニヤニヤ笑っていた。