「あんた、ここ立ち入り禁止なんだけど、分かってる?鍵閉めときゃよかった…」

思ってもいないことを口にしたと反省しつつ、返事を待ってみたが、返ってこない。それどころか聞こえていないのではないかと思うほど口を結んで俺の目をただずっと見ていた。少しどきっとした。

「聞いてる?」

沈黙がずっと続くのではないかとおもって、聞いた。

「いへへへへへ…!?はにふんやよ!?!?」