いきなりしゃがんだから、体調でも悪いのかと心配になり、梯子に手をかけた。そしたら倒れたので、これはヤバいぞと思って声をかけた。

「なあ。」

心配で、屈み込んで顔色をうかがったのに

「わっ!!?」

と言って起き上がって離れていった。

なんだ、元気だな。と心配していた俺を自分で笑い、こいつとなにか喋りたいと思って、声をかけた。