奏side



「結婚!」

「おめでとーーう!」



仲間たちが俺と沙和を囲んで、祝福してくれる。



夏真っ盛りの、ある夜。

俺と沙和は少しばかりめかし込み、あるホテルの1室へ。


今日は仲間たちだけで、結婚のお祝いパーティーをやっていた。





「沙和きれい〜」

「写メ撮るから、こっち向いて♡」


ワンピース仕様のウエディングドレスに身を包む沙和は、すごくかわいくて綺麗。

みんなから、写メやら写真やらを撮られまくっている。





「お前が、こんなに早く結婚するとは思わなかったよ」




すると、修也が俺のそばにやってきた。

今日はスーツを着ている修也に、なんとなく違和感がある(笑)