「お母さーん!今日部活行くのー?」
「るう!お疲れー!今日は行かなくてもいいって♪」
「そっかそっか♪了解!」
あれ?隣の人は…
「あ!琉唯ちゃんのお母さんだよ♪」
琉唯ちゃんのお母さん。
もう仲良しなんだ♪
なんか嬉しい。
「るう、そいえば琉唯ちゃんと同じクラスなんだって?」
「うん♪そうだよ!」
「瑠依ちゃん!琉唯のこと、よろしくね!名前も同じことだし♪」
「はい♪」
感じいい人//
「琉唯はまだ来ないのかねぇ、まったく」
「ママー!!」
「琉唯、もうアンタは行動遅いねえ、笑」
「ごめんごめんって!」
「琉唯、瑠依ちゃんだよ、アンタ同じクラスでしょ?」
「うん!そうだよ♪ よろしくね!瑠依ちゃん!」
「あ!よろしく!」
琉唯ちゃんと初めて喋った。
おめめぱっちり///
かわいい!
「じゃあ、部活はないことだし、今日は解散でいいかな?」
「そうだね!とっとと帰ろ!」
「では、お互い。仲良くしてきましょうね♪」
「琉唯ちゃんばいばい!」
「ばいばい、瑠依ちゃん!」
期待膨らむ入学式。
桜で校庭はピンク色。
「翔太!早く帰ろうぜー」
「おう!」
わたしは5組で
あなたは3組。
あなたの存在を知るのは、
もう少し、
先のこと。