~希~

教室のドアが開いたかと思うと、晴樹君が出てきた。
何で晴樹君が!?驚いていると
「んだよ、俺の顔に何かついてるか?」
「あっ、いやあの別に…」
何緊張してんだ私!!
「つーかさ…」
自分を落ち着かせようとしたとき、晴樹君がしゃべりだした。
「何で、お前あの時笑ってたんだ!?」
「ん?あの時って?」
「とぼけんじゃねぇよ、俺がメール送ったときだよ!」
あぁあの時ね…(笑)
「だって…メールのときと全然テンション違うし…あはは(笑)」
顔文字だよ!?晴樹君が顔文字…あはは(笑)
「っつ、悪ぃかよ////女はあぁいうメールの方が良いと思ったんだよ!恥ずいこと言わすなよバカ////」
へぇ意外とかわいいじゃん(笑)
「ていうか、何で晴樹君ここにいるの?」
「…晴樹…」
「えっ?何?聞こえないんだけど!」
「お前、俺のこと晴樹って呼べよ。」
えっ?何で?
「何で?呼び捨てじゃなくて良いじゃん!まだ友達って訳じゃないし。」
「じゃあ今日から友達だ!だから、晴樹って言えよ?」
意外と強引だし…
「はる…き…」
「あぁ?聞こえねぇけど!」
「晴樹!!////」
恥ずかしくて顔をしたに向けた。顔がすごく熱くなるのがわかる。
今、絶対顔真っ赤だぁ!