~希~

入学して1ヶ月位たった。
私も大分学校に慣れて、友達もたくさん出来たんだ!
毎日が楽しい時間だった(^^)
「希~ちょっとこっちに来て~」
直美に呼ばれ私はしぶしぶ行った。
そこには、私以外に男の子が居た。
「紹介するね、私の幼なじみの坂本晴樹。仲良くしてやってよ☆」
坂本晴樹…君…
顔がすっきり整っててすごいイケメン!
笑った顔がキュンとくる。
きっと性格も優しい…
「直美、もう行っていいか?俺こいつ興味ねぇし!」
はず…じゃなかった…
「ちょっと直美!あれどういうこと!?超最低なんですけど~!!」
「あらら…まぁ仲良くしようよ!」
「あんな態度じゃ無理でしょ!」
何あれ!あんな言い方しなくったって(--;)
「まぁまぁあいつは昔からあんななんだよ!人と関係持つのが苦手なタイプなの…女友達は私だけ。だから私の親友のあんたにも友達になってもらおうと思って(笑)」
そうなんだ…私そんなことも知らずに嫌な人って決めつけてたんだ…
「わかった!私がんばって友達になる(>_<)」
「ありがとう☆じゃあメアド教えとくね!」
「わかった!じゃね☆」
授業が始まるため席についたら携帯のバイブがなった。
誰?………知らないメアド……
本文を見てみると、
(俺晴樹、登録よろしく(^o^)/)
晴樹君の方を見たら、真顔で手を振っていた。
ぷっ、メールの方がテンション高いし(笑)
ギャップがスゴくて笑っていたら、
「松下!何爆笑してるんだ!廊下に立ってなさい!」
松下…って私!?
「はい…すいませんでした…」
周りがすごく笑ってる…
うぅ恥ずかしい……
もう晴樹君のせいなんだから!!