周りの皆が唖然としていた。
李花ちゃん本人も、悠希も…その他の人も。
「…なんて、言ったのよ、今」
「聞こえなかった?できもしない理想なら胸に抱いたまま死ねって言ったんだけど?」
「…藍咲羽音…許さない!!私を馬鹿にしたな?あんたを、地獄に落としてやる…っ!!」
李花ちゃんの目は血走っていた。
今までの李花ちゃんじゃなくて、とても怖い。
今の彼女なら人も殺せるんじゃないかってくらい怒りに満ちていた。
私は殴られる。
それでもいいの。
過ちに気づいてほしい。
私も、間違ったことをしてる。
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