女の子友達って、いいかも。
今までいたことなかったから新鮮って感じ。
男の子と話すのも海音たちが初めてだし。

「いつか詳しく聞かせてね」

「ああ、分かった」

綾芽の恋を聞けて嬉しかった。
私たちが食べ終わった頃、ちょうどチャイムが鳴って午後の授業が始まる。

いつものようにボーッとしたりしてたらすぐに授業なんて終わっていた。

私は嫌な予感がしてたんだ。
朝、あんなことがあったから放課後にも何かありそうで。

怖くはないけど色々と面倒。
面倒な事に巻き込まれたくない。

普通に過ごしたいだけなのに。
いきなりいじめられてさ。

これじゃ…














昔と同じじゃない。