近づくに連れ私の足取りは重くなる。 だって、一番愛してる海音が 血の海の中で倒れてるなんて思いたくないじゃない。 海音に覆い被さるように芽生ちゃんが倒れてるなんて信じたくないじゃない。 二人とも、血の海の中でいるなんて…夢だと思いたいじゃない。