そんなこんなで放課後も終わり、海音の家に向かってる途中。

ってか、目の前に豪邸みたいな家があるんだけど…まさかこれとか言わないよね?

「海音…ここ…?」

「おん。中入ろか」

いやいや、待って。
いくらなんでも豪邸過ぎない?

何か、お城みたいだよ、うん。
何階建てなの?…家賃とかすごそう。

え、てか海音ってお金持ちの坊っちゃんだったの?!
もう、いろいろと着いていけない。

こんなにすごい家に三人で住んでるんだね…。

広く感じるだろうなぁ。
私も住んでみたいよ。

…今日は住めるけどね。
明日には帰るもん、堪能しなきゃね。