私自身、過去と向き合わなきゃ。
逃げてばかりじゃダメだ。

「ん、俺もいいけど」

「あたしもいいに決まってんじゃん」

「ありがとう」

もし、もしも…私の過去を聞いて離れていくとしたら、その時はその時だよね。

独りでも大丈夫だよ、私なら。
…泣いちゃったらどうしよう。

皆の前であんまり泣いたことないし…上手く話せるかな。






なんとかなるよね。
大丈夫、なんとかなる、絶対…大丈夫だよね。











そんなことばかり考えていて、気が付けば昼休みになっていた。