海音が私の肩を掴む。 いきなり視界が真っ暗から真っ白になったから少しだけ眩しくて目を瞑る。 その瞬間、唇に当たった生温い温度、感触。 もしかして…もしかしなくても… キ、キス…され、てる…? 光に慣れてきたその瞳は、私の瞳はドアップの海音の顔を映していた。