次の朝。

私はいろんな気持ちが混ざりあいながら、登校した。

「ゆあ!おはよう」

飛鳥がとびつきながら言ってきた。

「おはよう、飛鳥」

「はい、これ。名前とメアドだよ。」

そういいながら、メモをくれた。

私はドキドキしながら開いてみた。

「名前は柴原星くんだって!なんかカワイイ名前だね」

…しばはら ほしくんか。
なんかカワイイ…笑

「なに、ボーッとしてんの!ちゃんとメールするんだよ!?」

「うん!がんばる。ありがとうね」

今日の授業は集中できなかった。

なんてメールを送ろうかな??とか、星くんのことばっかり考えちゃってた。

おかげで部活でも全然、練習に身がはいらなかった。






夜。ご飯を食べおわり、私はケータイとにらめっこしていた

これでいいかな…??

もういい。送ってしまえっ!


『こんばんわ
演奏会で2ndを吹いてた
新川ゆあです!

登録お願いします!』


5分後。


『どーも。
高山中学校の柴原 星
です!

とーろくお願いします』
…わぁ!返信きた!!

なんか緩ーい感じだなぁ。
『これからよろしくお願いします!』


『はーい!

あの何年ですかね??』

あ!しまった!

星くんはなんも知らないんだった!

『現2年です。』


『あ、タメか。』

なんだ、この余計に気が抜けた感じ…!

まっいっか!笑

『じゃこれからはタメで』

『はいよ!』

それからは私が質問した。

『彼女いるの?』

バカ!私はなに聞いてんだ!
いきなりすぎるじゃん…。

『そのふうに見えた!?』


『見えた!』

バリバリ見えた!

『今はいないかなぁ。』

…っ!!!!!やったぁ!!!

フリーってことじゃん!?

とてつもなく喜んでる私がいた!!



そのあとも話しがはずみ、質問しまくりだった。笑