それから静かに階段をおりる。
すると、
「亜美…?」
「あっ…」
そこには私がこの世で一番嫌いな人…そして一番好きな人が立っていた。
「亜美。今日も朝帰り?どこ行ってたの?」
「別に…」
「冷たいなぁ~。母さんたちになんて言えばいいんだよ。」
私の両親は今海外へ出張中。子供の頃からほとんどいなかった。それでなのか小学生の頃はおばあちゃんがいっしょに住んでいたがそんなおばあちゃんも2年前に亡くなった。
「できの悪い妹でごめんなさい。お兄ちゃん…」
お兄ちゃん…口に出すだけで切なくなる言葉。
「俺は謝ってほしいわけじゃないの!!」
そう言って笑いながら私の頭に手をのせてきた。
「今日は早く帰ってこいよ?」
「うん…」
すると、
「亜美…?」
「あっ…」
そこには私がこの世で一番嫌いな人…そして一番好きな人が立っていた。
「亜美。今日も朝帰り?どこ行ってたの?」
「別に…」
「冷たいなぁ~。母さんたちになんて言えばいいんだよ。」
私の両親は今海外へ出張中。子供の頃からほとんどいなかった。それでなのか小学生の頃はおばあちゃんがいっしょに住んでいたがそんなおばあちゃんも2年前に亡くなった。
「できの悪い妹でごめんなさい。お兄ちゃん…」
お兄ちゃん…口に出すだけで切なくなる言葉。
「俺は謝ってほしいわけじゃないの!!」
そう言って笑いながら私の頭に手をのせてきた。
「今日は早く帰ってこいよ?」
「うん…」