「なんで…俺以外の男?」


甘えた声から一変して今度はまた一段と低い声になる。


「間違えた認識しないでくんない。」


私はベット周辺に落ちている自分の服を拾い集め淡々と身につけていった。


「じゃあなに~?」


「今日は学校に行くの。」


「そっかー…」


「じゃあもう行くから。」


私は部屋から出ようとドアノブに手をかける。そしてそれを遮るかのように彼は、


「待って!!」


っと声をかけてくるのだ。


「なに?」


「今度はいつ会える?」