プロローグ


あたしの名前は…姫嬢寺椎架。現在高校2年生。
とある事情があって、ママとあたしはあたしの彼氏の家に同居しています!
「椎架!爽ちゃん来たわよ!早く用意し なさい!」
「わかってる!ってゆーか…これでも急 いでる!」
今から学校へ向かう所。
「おしっ!」
玄関で待ってるこの超美人はあたしの自慢の親友、綺羅爽。
「爽!お待たせ!ゴメンね?」
「別にいいよ。毎朝のコトだし。それよ り後ろ。」
後ろ?
「あ、澪哉…。…行って来ますっ!」
「行ってらっしゃい。…っつーか俺も行 くケドな。」
澪哉はポンっとあたしの頭を叩いた。
「…うんっ。」
こうして、あたしの1日は始まるのです…。

なぜ、こうなったのかは4年前に遡る…。