「んじゃあ…お言葉に甘えて……」



結局神川君に教えて



もらう事にした。



「オッケー!それで、どこわからないの?」



私はわからない問題を指差した。


「これだよ。体積の求め方わからなくて。」



「あー、これはね…それとこれをかけて……」



「あー!そっか!ありがとう!!!」



神川君の教え方が上手で



理解する事ができた。



「神川君教え方上手だね!私でも理解できちゃったもん!!」



笑顔でお礼を言った。



「いやいや!神崎さんが理解してくれるんだよ。わからない所あったらまた言って?教えるから。」


(あの爽やかな笑顔で優しく教えてくれて、頭もいいなんて、こりゃ女子がほっとくわけないか!)