【優翔side】



凛菜のお父さんは、想像通り無口な感じの人というか…。

絶対に俺のこと認めてくれないかも……。


ご飯のコロッケが本当に美味しくて気分は和らいだ。


ちょっと慣れてきたのに凛菜が手伝いで呼ばれてたし…


出来ることなら、俺も一緒に片付けを手伝いたかった!


お義父さん…?

お父さんと何話して良いか分かんねーよ…!


たらりと冷や汗をかいてると、


「優翔くん…」

「はっ、はい!」


低い声で話し掛けられた。

話さないよりは安心…。