あ、あと重要なこと聞いてなかった。


「やっぱ土日?それとも平日?」

「俺は平日。制服着てるし真面目そうに見えると思って」


そっか、バカそうに見えても制服マジックがあったか。


「そうだ!優翔!あと一つ言わせてくれ」

「なんだ?」


太陽が珍しく俺に助言してくれるとか?


「栞里ちゃんのお姉様達がすっげー美人で危うく惚れそうだった」

「…それは俺から栞里ちゃんに言った方が良い?それとも、凛菜に言って栞里ちゃんの耳に入るようにする?」

「ごめん!ごめんなさい、優翔!それだけは勘弁!」



太陽が身を乗り出して言ってくる。

助言はなかったけど…

頼りになったかもな。