ため息をつきながら机に突っ伏す。


「そんな心配すんなって優翔。案外お父さんって優しいもんだぜ?」

「ふーん…つーかさ、何話した?」

「え〜…いや、娘さんと付き合ってます…みたいな感じで話した」

「そっか…」



その娘さんと付き合ってます、って言った時点で認められなかったらどうする俺…?


でも変に飾って話しても感じ悪いしな。


「太陽…挨拶って難しいな」

「おはようとか、こんにちは…?」

「そっちじゃねーよ」



太陽はバカでも人懐っこいから受け入れられやすいんだろう。

俺はどうだろ……。