私の名前はもうとっくに見つけたんだけど…
うーん?
彼の名前はどこを見ても無いんです…


「よっ秋乃!!」


声をかけてきたのは好きな人ではなく
同じ学校に進学した
双子の弟の運沙[ユキサ]


その隣に立っている人
安藤 耀汰[アンドウ ヨウタ]くんこそ私が好きな人である


「おはよ秋乃」


「おっおはよ!!
あっ体育祭の組分け発表されてるよ!!」


「お?俺と耀汰は同じかな?」


運沙の声