「あれ?? そこの女の子誰??」

え...あ...私のこと??
「この子ゎ 椿 愛羅ちゃん。
蹴士と同じクラスで
今日からサッカー部のマネージャー」

あ 良かった♪
自己紹介しなくて済んだぁ...ふぅー。

「そうなんだ♪可愛いぢゃん。
これからよろしくね!!!愛羅ちゃん」

優しそうな人だ...。
「よろしくお願いします...」

「おいお前ら 早く着替えて出てけ」
「は??蹴士 いままで
俺らに そんなこと
言ったことねぇぞ??」

なんか 男の子らしい会話♪

私の家ゎ母子家庭の
兄弟ゎ妹だけだから
男の会話なんて滅多に聞かない。

「愛羅ちゃんもジャージに
着替えたら??」

部長さんが
そう話しかけてきた。

「はい。あリがとうございます。
梓希先輩っ」
「なぁ...。この部活に梓希が
2人いるから樹衣琥にしてくんね??」

え??そんな...。
馴れ馴れしくない??

「え...ぢゃあ樹衣琥先輩っ。で...」
「まぁ それでいいょ♪」

それでいいって
それしか無理だから...。

「なら俺も蹴士なっ」
「えっ??」
「は??お前 俺だけ
梓希くん!!!な訳ねぇーよな??」

なんで こうなんの...。
梓希くんゎ梓希くんぢゃん...。

「ぅ...う..ん。しゅーとくん...」
「おう。なんだ??」

は?? 呼んでって言ったの
蹴士くんぢゃん...。

「...なんにもないです」
「そうか♪笑っ」

蹴士くんが笑ってる♪
なぜか私も笑顔になれたっ