「で、結局 ここにはなにしにきたわけ?」

涼太は少しバカにしたように
少し笑った。


「触れ合い…」


私は少しうつむきながらつぶやいた。


うーん

美咲と、
どんなミッションを立てたんだっけ。
メモしとけばよかったなあ。


「ねえ、香織?」


「ん?」


「夜はさ、どっかいこうよ。」



あ、思い出した!



「涼太、次いこう!」


「え!」


「涼太早く!」


車の前まで私は走り
涼太を急かした。

次こそは…