そもそも気まずいのだ。
アリサは元カノだから…。
散々傷つけて俺からフった。
「何か用でもあった?」
「えっ…と」
「ないなら俺彼女のとこ行くな」
そう言うと、アリサは俺の制服の袖をぎゅっと掴んだ。
「あたし、ハルくんのこと「好きだったよ」
「えっ…」
「傷つけたけど好きだった。でも今はもっと好きな奴がいる」
「うん…」
「だからごめんな?」
最後までアリサを傷つけてしまった。
けど、ここでアリサに曖昧なことを言っても菜々を傷つけるだけだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…