だけど遥斗の行きそうなところ全部まわってみたものの、遥斗はいなかった。



ーーどこにいるの?



別にもう少ししたら家に帰ってくるかもしれないのに。



なぜだかあたしはそれよりももっと早くに遥斗に会わなきゃいけない気がした。



近くの公園のベンチに座り、スマホをみた。



遥斗からのメールや電話は来て…。



…来てる。



それは今朝送られたものだった。