「「お邪魔します…」」



「どーぞ…」



「私の部屋、階段上がってすぐだから。入ってて?ジュース持ってくるから」



「あぁ…」




「入るよ?」



「あぁ…。そういえば、今日どうしたんだよ?」



「え…。」



佑弥と葉瑠くんなら大丈夫かな…。



「……実はさ… ましろが 病気で…よ、余命3ヶ月らしいの… お医者さんの話では…。」



「……そっか。お前も辛かったんだな」


――ポンポン


―――あれ…頬っぺたに冷たい感覚が…泣いてるの?私。



「…う゛、……ヒック…」



ダメだ…佑弥の前で泣いてちゃ…。