と思いながら

後ろを振り向く

あっやばい時雨と目あちゃった

恥ずかしい

でも、時雨に目をそらされた。

「菜穂ちゃん、コピーしてきたよ。」

そんな、先生声も聞こえなくて

「菜穂ちゃーん」

「あっ、ごめんなさい」

「そうだ、菜穂ちゃん」

「何ですか?」

私が不思議そうに百合先生を見たら先生はニッコリとして

「今日は勉強じゃなく、お話をしましょう」

「え、大丈夫なんですか?」

「大丈夫、何があったの?話して。」

「はい、あの」