「いけない事いっちゃった?じゃねェよ!ニヤニヤしてるからなにかと思ったら・・・
 ただのノロケかよッ!なァ!南」


  「そっそうだよ!もっと4人が一緒のクラスだったァ!とかなら良かったのに」


 
  「あっ!!そう言えば・・・言い忘れてたケド・・・俺ら4人とも同じクラスだぜッ!」



  「なッ「はァ!!お前もっと早く言えよ!!普通ーそっち先に言うもんだろがァ!ノロケの前 によ~!!」

  
  私の言葉をさえぎるように、奏は春樹に怒った。

   
 
  奏は春樹のむなぐらをつかんで、春樹を揺らし続けた。


  

  「奏~!その辺にしといてあげなよ~。春樹可愛そうだよ~。」

  

  「うわ~ん!!春樹をいじめないで~!」


 なぜか隣で奈々がないていた。私は泣くと言うより笑えたんだけど・・・。


  まあ彼氏だから仕方ないかァ!




  

   たまに私も「私も欲しいなァ~」なんてたまに思ったりもするッ(笑


 

  「み~なみ♪よかったねッ!奏と同じクラスで。」


 
  そうなんです・・・・私実は・・・・奏が好きなんです!
  
 
 このことは、さすがにまゆには言えないカラずっと奈々に相談にのってもらってます。


  

  私は小さい頃から、奏が好きでした。でも、親友のまゆが奏のこと好きって言ってたから
 最初は諦めようとおもってた・・・。


 

  でも気持ちが奈々にバレてて、すべてを話したら・・・ 「絶対諦めたらダメだよ!親友のために諦めるなんてもったいない!」って言ってくれたんだ。


  私はもう1度頑張ろうと思えたんだ。


 

  この後の悲劇もしらずに・・・。