「おはようございます」

隼人さんが声をかけてきた。




「お前が玲?」

「そうですけど・・・」




隼人さんは私を上から下まで見てきた。
なんでも見透かしそうな瞳に耐えきれなくなって達哉さんの後ろに隠れた。


「うちのモデルをいじめないでくれないか」

苦笑いしながら達也さんは言った。

「なんだよ。いいだろ少しくらい」

「達哉さんお知り合い何ですか?」
「隼人は大学時代の友人だよ」
「へぇ」