でも、その躊躇の原因が
分かるはずもなくて
ただ斜め前にいる君から遠い所に
座ったのを覚えてる。
お昼を食べ終えると、
彩香と優はすぐさま男子に
話しかけに行き、
私は、麻里子と話していた。
"ねぇー!放課後暇でしょ?"
彩香がグループ皆に声をかけた。
"男子と、親睦会するんだけどさ!
皆来れるでしょ?"
と、優が後に続いた。
"あー、ごめん。今日バドミントン部見学いくからパス!"
と、サッコが、ゆうと、
"ダルイからパス"
と、きっぱり麻里子が断わった。
私と由香は、どうせ暇だしする事ないから行く事になった。