『何でわかんないかな〜?もう、はっきり言う!俺は咲空が好きだ!付き合って欲しい。』

『え?嘘、でしょ?』

『嘘なんかつかないよ。俺は本気で咲空のことが好きなんだ。付き合ってくれないの?』

『いいよ!私も先生のこと好きだよ?』

『ありがとう。咲空、俺のこと大輔って呼んで?』

『いいよ。大輔。』

私が大輔の名を呼んだ瞬間、大輔の顔は真っ赤になった。

『照れてるの、大輔?可愛いー』

『うるさい。照れてなんかねぇーよ。大人をからかうな。』

『はーい。ごめんね?』

『いいよ。けど、俺は可愛く無いからな?』

『うーん、可愛いのに。』

『俺よりも充分咲空の方が可愛いよ?ってか、明日検査あるんだから、そろそろ大人しくしろ!俺も休憩終わるからそろそろ戻るから。』

『ありがとう。わかった!眠いから、寝るまでここにいて?』

『わかった。いるよ。だから、安心して寝ろ?』

『ありがとう。おやすみ』

大輔はずっと私の手を握ってくれてた。