当たり前というように言う櫂理さんに 「い…意地悪です…。」 私は体勢を整えようと深く息をはくと 「それは…俺にとって最高の褒め言葉だ。」 そう言って鼻で笑ったかと思ったらまた耳を 「ふにゃッ…ひゃんッ…んぁッ///!!?」 噛んだ。 今度は何度も何度も。 私の力を奪うかのように…。