『お兄…ちゃん…』



小さな声で呟く


私は一人っ子だから不思議な感覚


胸の奥がくすぐったいや


大丈夫、私は一人じゃないよね


お兄ちゃん、想司君


不思議にしっくりくる響き



想司君の事を思うと寂しくなるけど


それ以上に温かい気持ちになる



いつか自分で働けるようになったら


想司君に何かプレゼントしたいな



今日はもう寝よう


私はお風呂に入って寝る準備をする



コーヒーでも飲もうと


機械のスイッチを入れた



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