「ほんとの話なんだってば!!
その人とうちの両親も会って もう結婚の話をしたんだ」


「本当ですか?」


あたしの両親に尋ねた。


「本当だよ
すまないね…こんな娘で
君にはホント申し訳ない」


父が雄太に断りをいい続ける。


「今まではなんだったわけ?
バカにしてんの?
お前 最悪の女だな!
そんな女 こっちも願い下げするわ」


と、カンカンに怒って帰って行った。


あたしは、力が抜けて その場から立てなかった。