そう考えている間に、時間は流れる。白いアナログ時計の針は1:55の所にきていた。あれ、此の1:55て昼だっけ。其とも深夜?一応此の寝室には窓があるから、外を見ればどちらだか分かる筈なのだが。白いカーテンを開ける勇気はない。只怖いだけさ。窓の外は現実だから。現実の空気が充満しているから。