僕はいつも通り寝室に居た。病院でもないくせに真っ白な部屋で僕は独り息をしていた。思い返せば此処最近、家から出ていないな。今日が何曜日なのかも分からない。携帯もテーブルの隅に置き去りにされていて、日付まで分からなくなった。日付位は分かっておいた方が良いかな。でも携帯は見たくない。怖いから。何故かって?僕に訊かないでおくれよ。そんなの知る由もない。