「ねぇ、みなみ? みなみってばぁ。」 「お、おう。どうした?」 せつなの顔が近くにあっても気づかないくらいボーッとする時間が増えた。 考えるのはせつなのことたけだ。 どこにいても何をしててもただひたすらにせつなを思い続けた。 それはせつなと居る時も同じだった。