推薦って言葉に木下君が手を挙げた。



まさか・・・・・ねっ。



でも…なんかこっち見てるし・・・・・。



「何?来斗」



南先輩が木下君を見て、みんなの視線も木下君に集中する。



なんか・・・・・やっぱりイヤな予感・・・・・。



木下君はゆっくりと挙げた手を降ろすと、



「俺はジュリエットを優にやってほしいです!!」



と、言った。



・・・・・・やっぱり・・・・・やっぱり・・・・・。



今度はみんなの視線があたしに向けられる。



うわっ・・・・・どんな反応すればいいのよ。