【大丈夫だよ!!修人、気をつけていってらしゃい♪修人大好き☆】



あたしもメールを送る。



電話だと、会いたくなりそうだからね。



しばらくはメールのほうがよさそうだね。









「修人君、行っちゃったの?寂しくなるわね…。優愛はしっかりしなさいよ」



家に帰ると心配そうにお母さんが話しかけてきた。



「分かってる…大丈夫だよ。あたし、そんなに弱くないから」



台所からは漂ういい香り。



その香りが、玄関まで包み込んでいた。



「お母さん、今日はカレー??いい匂い♪」



「そうよ!お母さん特製のスペシャルカレーなんだから!!」



お母さんはあたしの様子に少し安心したのか、そう言っておどけたようにウインクしてみせた。