駅まで歩くあたし達は手をつないだまま、しばらく無言だった。



お互い黙ったままで、十分だった。



会話なんかしなくても歩きながらあたしは幸せな気持ちだったんだ。



多分、それは修人も・・・・・かな?



つないだ手はいつもより温かく感じた。



幸せ・・・・・。



ずっとこのまま、素直なままでいられたら・・・・・



あたしはもっと修人を幸せに出来るのかな??



そう思いながら、見つめた修人は街灯の光を浴びて、あたしに向かってニコっと笑った。



やっぱりカッコイイ。



今さらだけど、修人・・・・・



あたし、こんなにも修人が好き・・・・・。