次に、クラスごとに集められ男女に分ける。
分け終わったところで、各クラスの担任の先生がそれぞれに話始めた。

「今から行うテストは、さっきも言ったように、これからのスクールライフに大きく影響する大切なテストです。あっちの個室に出席番号1番から呼ぶので、順番に入ってきてください」

先生はそれだけいうと、個室のなかに入っていった。

「ねぇねぇ」

不意に肩を叩かれからだが反応する。

「どんなテストか知ってる?」

後ろに座る女子だった。金髪の長い髪を上の方で1つに束ねている。
少し苦手な感じのタイプだ。
制服を若干着崩して、チャラチャラしている。

「うちの家、代々ここの学校卒業してるんだよねぇー」